顎関節症の診断・治療のパラダイムシフト ~青山・表参道 歯のお悩みは ルネス青山デンタルへ~
ご無沙汰しております
渋谷区 キャットストリートすぐそば 審美・予防歯科に力を入れている
ルネス青山デンタルクリニック
コバケンです
先日、渋谷区の歯科医師会 主催第3回学術講演会にて 面白いトピックスでの講演があった のでゲスト参加させていただい
題名
『 顎関節症の診断・治療のパラダイムシフト 』
むむむっ!
講演者は、日本歯科大学の准教授 顎関節症センター長 原節夫先生
元は、補綴(歯を被せたり・かみ合わせの分野)で 日々研究や臨床に携わっておられたようだ
内容は、こうだ!
そもそも 顎関節症は 咬み合わせが悪い⇒ 反対咬合・ 開咬・・・ ⇒⇒
顎関節周囲に疲労・炎症がおこる ⇒ 顎関節症
と考えられてきた
が
先生は、 上記の様な 炎症や疲労からくる関節内部の生物学的損傷モデルではなく
生物・心理・社会学的疼痛症候群 であると お話された
生物学的な因子 ・・・・・ 器質的病変 (主に 筋膜痛)
心理・行動学的因子・・・・ 医原的因子・信念・思い込み・不適切な対処・・
社会・経済的因子 ・・・・・ 家族・人間関係・傷害・・・・
職業的因子 ・・・・・・・ 職業的満足度・労働条件・雇用形態
とくに 僕がこの中でも注目したのが " 筋膜痛 "
顎の周りの筋肉 咬筋 胸鎖乳突筋 側頭筋・・・ が関連的に痛みをおこしている
つまり 筋肉のこりをとろうよ! が基本。
筋膜のコラーゲン線維は運動しないと固まるらしい。
だからこそ ストレッチをやって 筋膜のコラーゲン線維をよみがえらせよう!
基本的な治療法は、筋膜マッサージ、 運動療法、行動療法、口腔内マッサージ
さらに 心理面の安定化・精神面の安定化
大事な事は、精神の 肉体の緊張を解き放つ!!
疲れたとおもったら リラックス
そして 筋肉のマッサージ 。。
日常の臨床に取り入れると 効果てきめん
そう言っている自分が 毎日歯ぎしり " がりがり " して スタッフに " カリカリ " だ!
ストレッチをやって スッキリな 毎日を送ろうと決心した