2009年10月29日
トータルビューティーへの取り組み2~初診時
今回来院された患者さま(M.O様)は、2009年5月に初診で来院されました。
「上の前歯の色と歪みを綺麗にして欲しい」
M.O様がいま抱えている悩みはもちろん、
何が原因で、M.O様はどうなりたいのか?
など、M.O様の言葉や表情を見て、どんなお気持ちなのかを想像しながらお聞きしました。
現状の問題点
検査の結果、
■口角が上がっていない
■口元の形がよくない
■歯茎のラインが美しくない
■上あごの両側中切歯の捻転 という問題点が確認できました。
専門スタッフ全員で治療計画を立てる
M.O様の治療計画を立てる為、歯科技工士、歯科衛生士等、各分野のスペシャリストが集まり、
「どの手法で治療すれば、M.O様にとって一番ベストな口元にできるか」
を全員で検討します。
治療箇所を決める
検討の結果、
1)歯と歯肉の境目のラインを美しく整える
2)歯茎の内側のふくらみ(骨隆起)を削り、口の形を良くする
3)上の前歯2本をオールセラミックにし、見た目を良くする
4)上の側切歯2本と犬歯2本をラミネートベニアにし、見た目を良くする
の治療を行うことによって、M.O様が素敵な口元になると判断しました。
治療開始
1 )歯茎の境目の形を修正(クラウンレングスニングという手法)し、歯茎の形態を整えます。
2 )歯茎の内側のふくらみ(骨隆起)を修正します。
口元が綺麗になりました。
1)と2)の治療を行った結果、口角が上がり口の形が綺麗になりました。
見た目の修正
3)上の前歯2本をオールセラミックにします。
4)上の側切歯2本と犬歯2本をラミネートベニアにします。
完了
唇の形を見ながら、自然な歯の色や、歯の形を調整し、M.O様に満足いただける結果となりました。
当院では、このようにスタッフ一丸となり、患者さまが素敵な笑顔を手に入れることできるように全力を尽くします。
2009年10月28日
むし歯や歯周病の治療になりますか?
PMTCは予防処置であり、治療ではありません。
毎日のブラッシングと定期的なPMTCにより、むし歯や歯周病の予防になります。
白い歯になりますか?
歯の表面の汚れを取り除き、ヤニや茶渋も落とし、光沢のある本来の状態に回復することは出来ますが、ホワイトニングを違い、自分本来の白さ以上になることはありません。
詰め物や金属のかぶせ物、インプラントや入れ歯をしていても大丈夫?
大丈夫です。
補綴・修復物(詰め物・かぶせ物)がある場合は、種類や素材の特性などを十分考慮して、器材、研磨剤を選択し、金属面などを傷つけないように十分注意して行います。
最後に行うフッ素塗布も中性のものを使用しているため、インプラントをしておられる患者様にも安心して受けていただけます。
また、入れ歯やインプラントをしている場合は特にむし歯や歯周病になりやすいので、PMTCがより効果的といえ、インプラントの長期安定にもつながります。
定期的に行うものなのでしょうか?
毎日のブラッシングと定期的なPMTCで、より健康な歯が維持できます。
PMTCの間隔は歯や歯茎の強さ、最近の状態、歯の汚れ具合などにより異なりますが、3~4ヶ月、半年に1回の間隔で行います。
PMTCにはどのような効果がありますか?
プラークを除去し、しつこいバイオフィルムも破壊・除去しますので、歯本来の白さを取り戻すだけでなく、虫歯・歯周病の予防に効果があります。
2009年10月23日
スタッフみんなで患者さまを支える~オーケストラアプローチ
来院されたとき、あなたが最初に驚くのは、受付のあいさつかもしれません
当院では、受付での何気ないやりとりにも、気持ちを込めています。それは、スタッフ一人ひとりが責任を持って仕事に取り組んでいるから。
目指しているのは、ひとつ上の歯科クリニックです。
そのために、私たちは"
オーケストラと同じように、歯科治療においても、支えあうだけの"チーム"ではなく、
スタッフ一人ひとりが 。
各スタッフ同士が互いに共鳴し合いながら、患者さまをサポートしたい。
ネーミングには、そんな思いを込めました。
例えば、カウンセリングでは、医師はもちろん、歯科衛生士も同席。スタッフ全員が患者さまの悩み把握するように心がけております。これも、治療が医師からの一方通行にならないようにするためです。
その後、技工士を含めたスタッフ全員が集まり、治療方法についてミーティングを重ねます。時には、話し合いが深夜にまで及ぶことがあります。
そうやって治療を行うと、患者さまは本当に喜んでくれます。
中には涙を流しながら、お礼を言ってくれる方もいるほどです。
それが、私たちが考える最高の歯科治療です。
※もちろん、カウンセリングでは患者さまのプライバシーは徹底してお守りします。
また、言いにくいこと、相談しにくいことは、無理にお話する必要はありません。
どうぞ、リラックスしてお越しください。
2009年10月22日
歯科の医療控除とは?
医療費控除とは、自分や家族のために医療費を支払った場合、一定の金額の所得控除を受けることができる制度です。
インプラント治療にかかった費用は医療控除の対象になります。医療控除は医療費の負担を軽減するために設けられた制度で、一年間に10万円以上の医療費が必要になった場合に所得税の一部が戻ってきます。
本人及び生計を同じにする配偶者その他親族の医療費(毎年1月1日から12月31日までの分)を支払った場合には翌年の3月15日までに申告すると医療費控除が適用され税金が還付または軽減されます。
ただし、年間お支払いになった医療費が10万以上でなければ対象となりません。(申告額は200万円が限度です)
所得金額合計が200万までの方は所得額の5%以上医療費がかかった場合に申告できます。
控除金額
控除される金額は下記の計算額になります。
所得税率は所得が多いほど高くなりますので、高額所得者ほど還付金は多くなります。
減税額(還付金)の例
妻(所得なし)・子供2人(2人とも年齢16歳未満)の場合の目安です。
医療費 | 30万 | 70万 | 100万 | 200万 |
---|---|---|---|---|
給与収入 | ||||
450万 | 3万 | 6万 | 6万 | 6万 |
900万 | 6万 | 18万 | 27万 | 57万 |
1,200万 | 7万 | 21万 | 31万 | 66万 |
1,800万 | 9万 | 27万 | 40万 | 85万 |
※住民税の減税額を含む
※給与収入は給与所得控除前の金額です
医療費控除の対象となる医療費
・医師、歯科医師に支払った診療費、治療費
・治療の為の医薬品購入費
・通院、入院の為の通常必要な交通費(電車賃、バス代、タクシー代等)
・治療の為に、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師による治療を受ける為の施術費
・その他
医療費控除の対象とならない医療費
・容姿を美化し、容貌を変える為を目的として支払ったいわゆる整形手術の費用
・健康増進や病気予防の為の医薬品の購入費
・通院に自家用車を使用した場合の駐車場代やガソリン代
・かつら、めがねなどの購入費
・その他
還付を受ける為に必要なもの
・確定(還付)申告書(給与所得者は源泉徴収票)
・領収書(コピーは×)
・印鑑、銀行等の通帳
※確定(還付)申告書は地元の税務署においてあります。
※申告期間は翌年の2月16日から3月15日の間です。但しサラリーマンの方の還付は1月以降受理されます。