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2009年4月16日

日本人の約8割は歯周病であるといわれています

日本人の約8割は歯周病であるといわれています

歯を失ういちばんの原因は、歯周病です。
怖いことに、初期段階の歯周病は自覚症状がありません。

 ・歯磨きの時に歯茎から出血する
 ・口臭がする
 ・口の中がネバネバする
 ・歯茎(歯肉)がはれている
 ・歯茎(歯肉)が赤い、紫がかっている
 ・歯茎から膿がでる
 ・硬いものを噛むと痛む
 ・歯がぐらぐらする
 ・歯茎が下がって、歯が長く見える
 ・歯と歯の間の隙間が大きくなり、物が挟まりやすくなった
 ・歯茎(歯肉)がむずがゆい

以上のような自覚症状が出てきたときには、すでにかなり歯周病が進行しており、治療が難しくなります。
思い当たる症状がある場合は、すぐに当院までご相談ください。

歯周病の原因とは?

歯周病治療【歯垢(プラーク)】
お口の中には数百種類、数億個の細菌がいると言われています。
細菌がいること自体、何の問題もありません。
しかし、細菌が増加しすぎたり、細菌に糖分を含んだ食べかすが付着すると、「歯垢(プラーク)=細菌の塊」ができます。

プラークは、歯だけでなく歯の周りにも強力に付着します。この歯垢が歯肉(歯茎)を炎症させたり、歯槽骨、歯根膜を溶かしていくと、歯周病となるのです。

【歯石】
歯石とは、歯周病の原因のプラークと唾液中に含まれるカルシウムが混ざって出来た物質です。プラークは歯磨きで除去する事が出来ますが、歯石は非常に強固に歯、または歯周に付着します。そのため、普段のブラッシングでは除去できません。
歯科医院でスケーラーと呼ばれる専用の器具を使い、除去する必要があります。

【喫煙】
たばこに含まれるニコチンは、血液の流れを悪くし、身体の自然治癒力を下げるといわれています。歯ぐきの血行が妨げられると、歯周病になりやすくなってしまいます。また、歯周病も治りにくくなってしまいます。
またタバコにはニコチン以外にも多くの有害物質が含まれています。
喫煙をやめなければ、歯周病は治らないと言っても過言ではありません。

【歯並びの悪さ】
歯並びが悪いと磨き残しが多くなりやすく、付着したプラークを除去できません。歯並びの良い人は磨き残しが少なく、付着したプラークも簡単に除去できます。
しかし、歯並びが悪い人、特に歯と歯が重なり合っている人は、いくら丁寧に歯磨きをしても磨き残しが多くできてしまいます。
結果、付着したプラークを除去しにくくなるため、歯周病になりやすくなるのです。

【詰め物、かぶせ物の不適合】
詰め物、かぶせ物がうまく適合しないと、隣の歯と段差ができてしまいます。結果、段差部分にプラークが付着しやすくなり、歯周病になりやすくなります。

歯周病の治療方法

歯周病治療もちろん一口に歯周病の治療といっても、原因は患者さまによって異なります。
当院では、歯周病の治療前にカウンセリングや検査を実施し、一人ひとりに適した治療を行います。

【プラークコントロール】
歯周病予防・治療を行うには、まずプラークコントロールが重要です。正しい歯磨きの方法や、歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用し、プラークを取り除くことが予防・治療につながります。

【スケーリング】
スケーリングとは、歯根表面の歯垢・歯石などを除去し、表面を滑らかにする治療方法です。
歯石の表面はザラザラしているためプラークが付きやすく、付着したプラークが落ちにくくなります。歯石は一度取ってもしばらくすると再形成されるため、定期的に歯科医院で取ってもらう必要があります。
歯石を取ることでプラークが付きにくい状態にし、歯周病を改善します。

歯周病の症例

高齢の方の治療例です。

歯周病治療と審美治療の組み合わせ治療を行っています。
まず、歯周病治療後にかみ合わせを直し、見た目の改善をおこなっています。
更に入れ歯も金具が目立たないように工夫してあります。
歯周病の症例 


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