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2013年3月13日

渋谷 表参道 
ルネス青山デンタルクリニック チーフ歯科衛生士 工藤です。

昨日、後楽園駅ビル内にある文京ホールにて『力のコントロール「態癖」への取り組み』の勉強会へ行ってきました。

「態癖」?

中々聞きなれない言葉だと思います
歯科医療の中でも 最近特に言われてきたことの一つです

ただ、以前からもこの言葉は存在していましたが、矯正治療・インプラント治療といった時代の流れにより 段々と消えていった言葉の一つです


以前のブログ記事の中でも、歯を長期的に守っていくには
①炎症のコントロール(自分と歯科医院でコントロールする汚れ・プラーク)
②力のコントロール(歯ぎしり・くいしばり)
だという事をお伝えしました

コントロールできる因子のなかには、上記以外に口腔周囲筋肉のアンバランス、態癖(たいへき)・姿勢 等が挙げられます

中でも『態癖は、歯を守るために重要な問題です
態癖に対するアプローチを行う事は、歯を長期的に維持していくうえで態変重要であることが 分かっています

では、一体『態癖』ってどういうことでしょうか?

日常生活の中で無意識に行うさまざまな習慣で、その些細な習慣が長期に及ぶことにより歯を移動させ 顔や顎さらに全身において大きな影響を及ぼすこと

具体的に言えば、皆さんも経験がある 
①頬杖 
②足を組む 
③横向き寝・うつ伏せ寝 
④口唇癖 
といったこと。これらが体の歪みを引き起こす「態癖」です
ですが、ほんの一部です

どのように体や口腔内に影響を及ぼすのか...

上記に書いた態癖のほとんどが片側のみにアンバランスな力が入っている
そのような習慣が続くと顔や全身の左右非対称として現れ、結果口腔内や全身がかばい合い、歪みとして症状があらわれてくるそうです。

そんな小さな積み重ねだけで『本当に歯が動くの?』『体が歪むの?』と思っているあなた!

イチローも小さな積み重ねで10年連続200本安打達成したように(笑)
小さなことの積み重ねが、大きな結果として自分に跳ね返ってくるのです

今から出来ること
①頬杖をしない
②足を組まない
③横向き寝・うつ伏せ寝で寝ない
④口唇癖(口をすぼめたり、えくぼを強調しない、唇を噛みしめない、唇を引き締めない...)
⑤バッグを片側だけに掛けない
⑥無理な姿勢を長時間続けない

一度ご自分の『態癖』見直してみませんか?
態癖は、ご自分でコントロールできるものです

私達衛生士の役割
患者さんに態癖について理解してもらう
態癖を見つけて、患者さんの自覚を促す
態癖を指導し、快適で豊かな人生をお送り頂くサポートする事

ルネス青山デンタルクリニックでは、積極的に『態癖』改善に向けて取り組んでいます

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ルネス青山デンタルクリニック 院長 小林健

ルネス青山デンタルクリニック
http://www.renaissadc.com/ 【プロフィール】
院長 小林建

1970年生まれ 兵庫県出身

1996年3月神奈川歯科大学歯学部を卒業。
芦屋の歯科医院で勤務したのち、2008年渋谷区神宮前に「ルネス青山デンタルクリニック」開業。

【治療ポリシー】
患者さまの"患"の字は、「串に心」と書きます。
患者さまの"こころ"の串をおとりすること、それが私たちの治療ポリシーです。